立田山にアサギマダラを呼ぶプロジェクト

フジバカマのお花畑づくり(植栽)の参加者を募集します

南の国と日本各地の間を渡り鳥のように「2,000Kmを旅する蝶」として有名なアサギマダラ。
立田山は、この蝶が旅の途中で休息する場所になっていて、毎年春と秋に観察することができます。

熊本市花とみどり協働課と立田山自然探検隊では、より多くのアサギマダラに立ち寄ってもらおうと、立田山憩の森の一角に大好きなフジバカマのお花畑をつくることにしました
花蜜を吸うためフワリフワリと優雅に飛び回るアサギマダラは実に魅惑的。

みんなでフジバカマを植えて、立田山をアサギマダラの楽園(名所)にしましょう

■主 催      熊本市花とみどり協働課・立田山自然探検隊
■日 時      令和6年3月10日(日) 午前10時~正午 (雨天中止)
■集合場所    立田山憩の森「お祭り広場」駐車場
■植栽場所     立田山憩の森「湿生植物苑」(サクラ池横)
■植栽数      フジバカマのポット苗 約80鉢(立田山自然探検隊が準備)
■対 象      子どもからお年寄りまでどなたでも(小学生以下は保護者同伴のこと)
■定 員      先着30家族(50人)
■服装等     汚れてもいい服で、水筒、タオル、移植ごて を持参してください
■参加費     無 料
■申込み     必要ありません

フジバカマについて

フジバカマ(キク科)は「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物です。
日当たりのよいやや湿った河原の堤防や草地、まばらな林を好み、地下茎が大量に伸びて猛烈な勢いで広がるため密生した群落も見られますが、日本では自生に適した環境が少なくなったため激減し、絶
滅危惧種となっています。
草丈は1~1.5メートルほどで、夏の終わりから秋の初めまっすぐに伸びた茎の先端に直径5ミリほどの淡い紫紅色を帯びた白っぽい小さな花を長さ10センチ前後の房状に多数咲かせます。
和名の由来には諸説ありますが、花の色が藤色を帯び、花弁の形が袴のようであることから「藤
袴」の名がついたと言われます。

今回、皆さんに植えていただく苗は、立田山に自生するフジバカマを育てて株分けしたものです
が、残念ながら立田山で群落を見たことはありません。湿生植物苑に植えた苗が「大群落」となっ
てたくさんのアサギマダラが飛来するように願っています。


※ 湿生植物苑の周囲には、春にピンクの花をつけるノアザミが自生していますが、アサギマダラはこの花も大好きです。

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